事実婚コンシェルジュ

事実婚を実践しています。妊活の記録に関連して、社会の中の「ジェンダー」や「多様性」について思うことを書いています。

妊娠36週 羊水過少症 管理入院21日目

今日のメニュー

ドップラーで胎児の心拍確認 2回(起床後、就寝前)

マルトス輸液点滴 500ml x 2(午前と午後1本ずつ)

胎児心拍モニタリング 2回(午前、午後)

 

翌日で37週なので誘発分娩することに変化なし。

ナースステーションにより近い部屋に移動が必要とのこと。え、もう3回目なんだけど・・・・せっかくお話するようになった同室の人たちとお別れして(といっても同じ階なのでいつでも会えるけど)、新しいお部屋に。

ここはもうすぐ産む、または産んですぐの人の部屋らしい。カーテンがかかっているので姿はわからないが、会話を聞いていると、同室のひとりは帝王切開終わったばかり、もう一人は分娩誘発中のようだ。

不安は不安だけど、まずはここまで来られたのは嬉しいこと。

妊娠36週 羊水過少症 管理入院20日目

今日のメニュー

ドップラーで胎児の心拍確認 1回(午後)

マルトス輸液点滴 500ml x 2(午前と午後1本ずつ)

胎児心拍モニタリング 2回(起床後、午後)

久々の自宅

出産前最後の外出を許可されて、桜を見に行った。

ちょうど満開で天気も良くて心地よい。近所のビストロでランチ。自分でメニューを選べるって嬉しい!

両親を宿泊させるホテルや民泊施設も見学に行く。自分のことだけでなく、親の心配もしないといけないし、パートナーひとりで決めて、私に後で何か言われるのもしゃくだろう。

約3週間ぶりの自宅にも寄って、滞在時間1時間ちょっと。不足しそうなものをとりあえず詰めて、産院へ戻った。

 

もっとスタスタと歩けると思っていたけれど、意外とお腹が大きくなっていて、ちょっとずつ、休憩しながらじゃないと歩けない。自分が臨月なんだと認識した1日。

 

妊娠36週 羊水過少症 管理入院19日目

今日のメニュー

ドップラーで胎児の心拍確認 2回(起床後、午後)

マルトス輸液点滴 500ml x 2(午前と午後1本ずつ)

胎児心拍モニタリング 2回(午前、就寝前)

 

今日の過ごし方

新しい病室の、毎食後お話するというルールは、寝起きはつらいが、みんな2人目、3人目の患者さんなので、出産、育児の話がとても参考になる。もういいかな、という時は「じゃあ私は」とカーテンを閉めればいいので、思ったより交流が面白い。

しかし、同室の人と話すと、家事をそれほどしない夫に寛容すぎるし、夫をみんな「主人」と呼ぶし、世の中のスタンダードってこれなの!?と口にはしないけれど、いちいち驚いてしまう。私のパートナーの行動(私の信条に合わせたり、家事をしたり、育休を取ったり)も当然と思ってが、世間から見るとえらいんだな~、もう少し褒めてあげようかという気持ちになった。

考えてみると、法律婚で仕事上旧姓(通称)使用をする女性の場合、産休を取得すると、その後戸籍名で呼ばれることが圧倒的に多い。私は事実婚だから使い分けの必要はないが、点滴や診察で毎回名乗らないといけないし、入院だけで鬱々としていたのに、姓の喪失感まで加わったらどれほど苦痛だったんだろう・・・事実婚でよかったと思う毎日。

こんな話をしたら、知り合いから「陣痛がきつい時、医師が夫の姓で自分を呼ぶのがつらかった」「いきみたくてもいきめなかった」と聞く。本当にそうだと思う。

妊娠36週 羊水過少症 管理入院18日目

今日のメニュー

ドップラーで胎児の心拍確認 2回(起床後、午後)

マルトス輸液点滴 500ml x 2(午前と午後1本ずつ)

胎児心拍モニタリング 2回(午前、就寝前)

エコー

診断結果

羊水インデックス3から4とで、羊水過少の状態は変わらない。詳細な数値を見ると前回より減っている。点滴があるから羊水がこの数値から大きく減らない、とも言えるし、点滴が羊水になっていないとも言えるけれど、実験しようがないからわからない。

胎児の大きさは2100gくらいで、胎盤の機能低下で成長が頭打ちになっている様子。

36週だけど、大きさは33週くらい。胎盤機能が悪くなると、頭の方に優先的に血流がいき、お腹周りがスリムになってくるとのこと。私の場合はまだ、血流の配分に変わりはないけれど、あまり置いておくと異常値になってしまうとの説明だった。

今後の方針

37週+1日から誘発分娩を開始する方針は変わらずで、子宮口へ棒の挿入→バルーン挿入→促進剤の内服→促進剤の点滴というステップで経腟分娩にトライする、それでも出てこないようなら帝王切開。初産の場合経腟分娩トライに4~5日かかることも珍しくないということ。

胎児から苦しいサインが出ていたら、随時帝王切開になる可能性もあり。

まぁ、誘発開始から1週間くらいでいずれにしても生まれるのかな。

なんとなく見通しは立ったけれど、いつ、どうやって、どのくらいの大きさで生まれてくるのかわからないので、想定がいくつも枝分かれしてしまう・・・

心配は尽きないけど、今安全な場所にいる、と思ってこの入院生活を続けるしかないなぁ。

妊娠36週 羊水過少症 管理入院17日目

ドップラーで胎児の心拍確認 2回(起床後、午後)

マルトス輸液点滴 500ml x 2(午前と午後1本ずつ)

胎児心拍モニタリング 2回(午前、就寝前)

 

午前中、今から病室を変更してほしいと言われた。

あまりに唐突なので、私はかなり抵抗して

「明日じゃなくて今からですか?」「理由は?」

「私ようやくこの部屋に慣れて眠れるようになってきたのだけど・・・」

と言ったら、若い助産師さんはなんかしどろもどろ。

どうも私がいる病室は重症度が高い妊婦部屋らしく、落ち着いたら別の階に移るらしい。もともと私はそれほど重症ではなかったのだが、部屋の空き状況でこの病室にいたみたい。

 

部屋を移ることは同意したが、問題は冷蔵庫。ここは200円で24時間分冷蔵庫を使えるというシステム。あと12時間残っている。

「まだ残っているけどどうしたらいいですか」

と聞いたら

「それはそのままで・・・」

という返事。

え、たった100円のことだけど、一方的に移れと言われているのに、返金もされないなんて、どうも腑に落ちない。

不満そうにしていたら、助産師側も考えたようで、冷蔵庫と、冷蔵庫が内蔵されているクローゼットごと移動してくれるという。大がかりだけど、まぁよかったよかった。

 

新しい病室。夕食が配膳され、いつも通り食べようとしていたら、カーテンがシャっと開いて、向かいの患者さんがご挨拶してくれた。

「ここの部屋は食事の時、全員カーテンを開けておしゃべりするんです。よかったらどうですか」

だって。これは初のパターンだ!

みんなカーテン閉め切って静かに食べるのって寂しいなと思っていたけど、毎食となるとどうだろ。とりあえず夕食は雑談できたけど、私雑談苦手だからなー・・・

妊娠36週 羊水過少症 管理入院16日目

ドップラーで胎児の心拍確認 2回(起床後、就寝前)

マルトス輸液点滴 500ml x 2(午前と午後1本ずつ)

胎児心拍モニタリング 2回(午前、午後)

検尿

血液検査

妊婦検診

 

入院後妊婦検診をしていないので、やりましょう、とのこと。

なんのことはない、腹囲と子宮底長を測って母子手帳に記入してくれるだけなんだけど。

33週から36週の間に、腹囲は8cmも大きくなった。子宮底長も体重も変わらず。こんなものなのだろうか?

 

実家の母から電話があり「帝王切開するなら前日から行く」と突然言ってくる。母はやや過干渉なところがあり、以前から「生まれて数日後、落ち着いてから赤ちゃんを見にくるように」と言ってあるのに、勝手に日にちまで決めて帝王切開と決めつけている。

今時付き添いが必要なわけでもなく、産院に親がいても何の助けにもならないし、第一私のパートナーが対応に疲れてしまうだろう。

そんなに急いで来なくてよいと伝えたが、飛行機やホテルの予約など、遠方から両親が来るとなると考えておかないといけないな~とずっとPCで検索していたら目が痛くなってきた。

 

 

 

妊娠36週 羊水過少症 管理入院15日目

ドップラーで胎児の心拍確認 2回(起床後、午後)

マルトス輸液点滴 500ml x 2(午前と午後1本ずつ)

胎児心拍モニタリング 2回(午前、就寝前)

 

前日は外出したし、運動にもなったからよく眠れるはず、と思ったが、なぜか悪夢。

夢の中で「バカー!バカー!」と叫んでいてハッと目覚めた。本当に叫んでなかったかなぁ・・・同室の人たちに驚かれていないか・・・

 

午後から妊活のため通っていた漢方薬局の鍼灸の先生がお見舞いに来てくれた。

2回目の流産をきっかけに、漢方の煎じ薬を飲むようになった。

人工授精直後から鍼にもたまに通っていて、つわりのひどい時は鍼のおかげでなんとか働き続けられたように思う。

妊娠中期、後期もずっと胃腸の調子が悪く、口の中が気持ち悪かったので、2~3週間に1回くらいの頻度で通い、劇的な効果はないものの、なんとか妊娠や体調を維持していて、結果的には漢方薬局よりも同じ建物内の鍼灸院に通った回数の方が多いくらい。

はじめは全然信用していなかったけれど、今となってはやってよかった~と思う。

鍼灸の先生は30代の女性で、36週まできたことをとっても喜んでくれた。

わざわざ自分のお休みを使って入院先まで来てくれるなんて、ありがたいことだ。

いろいろお話できて、明るい気分になる。