朝の連続テレビ小説「べっぴんさん」がつまらない3つの理由
なんだかんだで毎朝みているのだが「べっぴんさん」がまったく面白くない。
理由を3つにまとめみる。
1.バカにされてる女たち
主人公はじめその女学校時代からの友人が、みんなイライラするほど自分の意見を言わない。
昭和20年代の設定だとしても、朝からジメジメしすぎてる。
女性が自分たちでビジネスを始めたんだから、時代のパイオニアなはず。
そんなに気持ちを押し殺さなくてもいいのに。もっと覇気がほしい!!
そして女性をずいぶんバカ、というか「守られるべき存在」「考えられない人」みたいに描いていないだろうか。
今後の成長と比較するために大げさにしているのかもしれないけれど、不愉快。
2.DVで過干渉な男たち
主人公すみれの夫、紀夫は今では「受け入れられない夫」だろう。
感情表現なく、勝手にキレてすみれを殴る。夜はしょっちゅう飲んだくれ。
すみれ役の女優が毎週土曜に新聞にコラムを連載しているが、平手打ちのシーンについて
「すみれのことを思っているから叩いた」という内容を書いていた。え、暴力を肯定するの??
朝から暴力シーンは見たくない。
そして勝手に自分が後継者のはずだった会社を辞めて、すみれの会社の経理をすると言い出す。
妻を支えるのは良いこと。でも・・・先にすみれに相談しろよ!!
なんでも一人で決めるんじゃない。報・連・相ってやつだろうよ。
現代なら離婚される。
主人公と一緒に子ども服の店を始めた友人の夫たちが何かと口をはさむ。
店を法人化した際は、監査役にも就任していた。創業者が社長になった方がいいんじゃないの?
この時代ってこんなに男性が入らないと信用されなかったのだろうか??
だとしても、もうちょっと現代風にアレンジしてくれたっていいのに。
3.テンポ悪し
なんだかエピソードがずいぶんバラけてない?
2017年最初の放送なんて、取ってつけたようにお正月の騒動を放送。
本編とはたいした関係ないことを散りばめすぎな印象。
お涙ちょうだい的なシーンも多いし・・・
もっとはつらつと働く女性たちを見たい。
イヤならテレビ見るなよ、って話だけど、時間的にちょうど目に入ってしまうので、突っ込みどころを確認するために、つい。
(2017年1月加筆)