事実婚コンシェルジュ

事実婚を実践しています。妊活の記録に関連して、社会の中の「ジェンダー」や「多様性」について思うことを書いています。

5回目の人工授精(2018年7月)、そして妊娠、クリニック卒業

不妊治療を始めてからパートナーとの仲が悪くなってきて、セックスは人工授精でするもの、くらいの冷めっぷりになってしまった。

子どもがいても、いなくても、仲良くしたいのに、もう治療もやめ時かな~と考えながらも、やめるタイミングがわからない。

臼井医院では人工授精を5回してもクリニックを卒業できないなら、体外受精へのステップアップをすすめるとのこと。でも体外受精は1回30~40万円と高額だし、身体的にもかなりの負担。そこまではしないと決めていた。

だから私はもう1回だけ、人工授精をすることにした。

泣いても笑ってもこれが最後、と思うと少しすっきりした気持ちになったし、人工授精前には長野のブルワリーやワイナリー巡りを楽しみ、大好きなお酒をたくさん飲んでおいた。

そんな気分転換がよかったのか、半年前から飲み始めた漢方の効果があったのか、1か月後には妊娠が判明。これまで2回の流産が嘘のように順調な経過で、無事臼井医院を卒業。

予想もしなかった展開に感情的になる余裕もなかったのだけど、今後受診する産院への紹介状をもらう時には突然ボロッと涙が出てしまった。