妊娠35週 羊水過少症 管理入院14日目
入院も2週間過ぎてしまった。
ドップラーで胎児の心拍確認 2回(午前、就寝前)
マルトス輸液点滴 500ml x 2(午前と午後1本ずつ)
胎児心拍モニタリング 2回(起床後、午後)
起床後すぐに心拍モニタリングを受け、ドクターに外出OKもらった!やったー!!
高速で点滴を落としてもらい、外出。行き先は東京地裁。夫婦別姓関連で4件係属中の訴訟のうちの1件が本日判決。気分転換に行きたいのが裁判の傍聴ってあんまりないが、どうしてもその場で聞きたい判決だった。
地裁では支援者同士久しぶりに会い、傍聴席に入るため並ぶ。
みんな原告勝訴の判決を期待したがなんと棄却(敗訴)。数秒で終わり裁判官はそそくさと帰っていく。
がっかりしたが、まだ高裁も最高裁もあるのだから、想定の範囲内だと思おう。
友人と日比谷公園を散策して遅いランチをして産院へ帰る。
久しぶりに知り合いと話し、社会とつながった感じがして、ずいぶん気持ちが良くなった!
戻ってからは慌てて心拍モニタリング、シャワー、もう1本の点滴。
外出って大事。
妊娠35週 羊水過少症 管理入院13日目
ドップラーで胎児の心拍確認 2回(起床後、午後)
マルトス輸液点滴 500ml x 2(午前と午後1本ずつ)
胎児心拍モニタリング 2回(午前、就寝前)
日曜だったので、パートナーが来てくれた。またちょっと外に出て桜を見に行った。
このまま調子良ければ、明日外出許可もらえるかも!
事実婚の場合、父子関係を確定するには
・胎児認知
・出産後の認知
・いったん婚姻届を提出
の3種類があるが、うちは胎児認知にしたいと思っている。
夫が妻の本籍に届け出る必要があるため、私は先月、現住所に本籍を移した。
パートナーの戸籍謄本と認知届を彼が出せばよいので、「この認知届を承諾する。母〇〇(氏名)」という内容を記載した。
胎児認知をしておくと、出産前から父子関係が発生することと、出生届を夫婦両名で提出できるメリットがある。出産が早くなりそうで、手続き系も急いで進めないと。
妊娠35週 羊水過少症 管理入院12日目
ドップラーで胎児の心拍確認 1回(起床後)
マルトス輸液点滴 500ml x 2(午前と午後1本ずつ)
胎児心拍モニタリング 3回(午前、午後、就寝前)
前日からしばらくふてくされていて、パートナーからのラインにも返信せず、新聞も読みたくなかったが、午後にはパートナーが面会に来てくれて、一緒にいちごを食べた。外の空気を吸う名目で産院をちょっと出て、咲き始めた桜を見ながら歩き、ようやく穏やかになってきた。
前日のモニタリング結果が少し心配とのことで、3回の心拍モニタリングを実施。
心配な波形はなくて、就寝前は特によく動いていたのでひと安心。
自分のことばかり考えて、子どもにイラっとしてしまったことを謝ったからかな、そんな身体の構造ではないとは思うけど、伝わっていたら嬉しい。
このままずーっと入院しているのはどうも精神上良くない。
外出許可をもらえないか、ドクターに打診している。
妊娠35週 羊水過少症 管理入院11日目
ドップラーで胎児の心拍確認 2回(起床後と午後)
マルトス輸液点滴 500ml x 2(午前と午後1本ずつ)
胎児心拍モニタリング 2回(午前、就寝前)
エコー
午前中エコーで胎児、胎盤、羊水量を確認した。
胎児は2000gくらい、胎盤は相変わらず白と黒のコントラストがキラキラした感じで、穴あき箇所がある。
これは古くなっている証拠ということ。
羊水インデックスは3~4の間とのことで、先週より減っていた。
私は羊水が増えていて、退院できるのではないかと淡い期待を抱いていたのだが、またもや砕け散ってしまった・・・
毎日点滴を1リットルもしているのに、いったいこの液体、どこ行ったのだろう。
胎児は元気なので、また来週、エコーでチェックして問題なければ37週まで待って、誘発分娩開始。具体的には、子宮口を少しずつ広げる処置をして経腟分娩を試みる(おそらく4~5日かかる)。それでも出てこなければ帝王切開、という方針でいくとのこと。
鬱々としてきた。
入院生活は軟禁生活みたいなもので、毎日点滴とモニタリングの繰り返しで、外に出ることもできず、新聞や本を読んでも時間を持て余してしまう。他の入院患者と交流する機会もないから、医師や助産師とたまに会話するくらい。
突然の入院で仕事も満足に終えられず、入院中もストレスフルな中、頑張っているのに、目に見える成果が何もなく、入院治療の意味があったのだろうか。入院してもしなくても、結果は同じだったんじゃないんだろうか。
周囲に話したり、ラインしたりしても
「子どもが生まれたら忙しくなって、休みたくても休めないんだから」
「人生の休暇だと思って」
と言われてしまう。間違っていないけど、動ける自由や楽しめる予定があってこそのお休みじゃないのかな。
「全然計画通りいかない。なんで私を困らせるの」
と子どもに思ってしまった。一番頑張っているのは子どもなのに、こんなこと言われるのはまったくお門違いということも分かっているのに、心がささくれ立ってくる。こんな気持ちが伝わってしまうのか、夜の胎児心拍モニタリングはおとなしめで、へその緒を自分で踏んでしまったかのような波形が出てずいぶん長いモニタリングになってしまった。母の気持ちは胎児にまで伝わらないものだから気にするなと助産師に言われたが、どんな構造になっているんだろう。
こんな日に限ってパートナーは夜面会に来れず、ますます落ち込む。
妊娠35週 羊水過少症 管理入院10日目
ドップラーで胎児の心拍確認 2回(起床後と午後)
マルトス輸液点滴 500ml x 2(午前と午後1本ずつ)
胎児心拍モニタリング 2回(午前、就寝前)
図書館から名付けの事典を4冊借りて、パートナーが持ってきてくれた。
ひと月半ほど前にブレインストーミングをして、お互いのイメージを書き出して以来、子どもの名づけは全然進捗なし。顔見ないことには思いつかないだろう、っていうのが正直なところだけど、生まれてから考えるのも遅い。
それにしても名前事典はおせっかいだ。
「女の子は改姓するから云々」は必ず書いている。結婚しないかもしれないし、結婚=改姓をセットで刷り込まないでほしい。うちは事実婚で、夫婦別姓だよ。そのうち法律的に選択的夫婦別姓が認められるようになるんだから、女の子は姓が変わると思い込まないでほしい。
しかも、「男の子が婿養子になったら改姓することもある」という記述も発見。そもそも婚姻届を提出する時は「夫の氏」「妻の氏」どちらも選べる。そこで「妻の氏」を選んだら男性側が改姓する、それだけのことだ。「婿養子」とは妻の実親と夫が養子縁組をした上で妻側の姓を名乗っているのであって、結婚で妻の姓を選ぶのは婿養子でもなんでもない。こんな間違った知識の流布に名前事典が加担していることに憤る。
妊娠35週 羊水過少症 管理入院9日目
ドップラーで胎児の心拍確認 2回(起床後と午後)
マルトス輸液点滴 500ml x 2(午前と午後1本ずつ)
胎児心拍モニタリング 2回(午前、就寝前)
尿検査
6人部屋のひとりが前日出産したらしい。
赤ちゃんが朝6時50分くらいにギャン泣きしながらやってきてびっくりした。
ここは妊婦さんの部屋だと思っていたのに、赤ちゃん来ることもあるのか~・・・どうしよう、原則母子同室だから、ずっといたら寝ていられないなー・・・、でもここ産院だから泣いている赤ちゃんもいて当然だし・・・
様子を見ていたら、どうも授乳時に赤ちゃんが来るらしい。とりあえず安心した。
私はもう少し入院の見通しがついたら個室に移りたいな・・・
午前中友人から突然電話。なんと今産院に来ているという。
面会が午後からと知らずに来てしまったとのことで、そーっと階を移動して会いに行く。
しばらく海外での仕事があり、早朝帰国した足で向かってくれたそう。私の「暇すぎて疲れた」メールが悲痛に見えて、心配してくれたみたい。
「今まで会った中で一番やつれてる」と言われてしまった。
こんなに簡単に抜け出せるなら、ちょくちょくやりたいけど、あんまりやると見つかるよなー
妊娠35週 羊水過少症 管理入院8日目
ドップラーで胎児の心拍確認 2回(起床後と午後)
マルトス輸液点滴 500ml x 2(午前と午後1本ずつ)
胎児心拍モニタリング 2回(午前、就寝前)
今6人部屋にいる。もともと出産時に入院の予定だったから、差額が必要な個室か4人部屋にしようと思っていた。ところが予想外に早い入院になってしまい、長くなりそうなので、とりあえず、通常料金の6人部屋にいる。
前日は消灯時間後から明け方までベッドサイドの電気をつけっぱなしにしている人や、面会の夫が昼も夜もベッドサイドでカップ麺をすすっていて臭いを充満させている人がどうしても気になってしまって、担当の助産師に話した。その後「係長」という助産師が点滴用のルート替え(今回は2回で成功)に来て、「お部屋環境についてのご意見をいくつかいただいていますが、その時に言ってほしい。常識の範囲内で対応させていただきます」という趣旨の話をしていて、ムッとした。私の苦情がそれほど大きく常識を逸脱しているものとは思えないのだけど。
ただでさえ40代ハイリスク妊婦なのに、「うるさい妊婦」とマークされてるんだろうか。