事実婚コンシェルジュ

事実婚を実践しています。妊活の記録に関連して、社会の中の「ジェンダー」や「多様性」について思うことを書いています。

妊娠35週 羊水過少症 管理入院11日目

ドップラーで胎児の心拍確認 2回(起床後と午後)

マルトス輸液点滴 500ml x 2(午前と午後1本ずつ)

胎児心拍モニタリング 2回(午前、就寝前)

エコー

 

午前中エコーで胎児、胎盤、羊水量を確認した。

胎児は2000gくらい、胎盤は相変わらず白と黒のコントラストがキラキラした感じで、穴あき箇所がある。

これは古くなっている証拠ということ。

羊水インデックスは3~4の間とのことで、先週より減っていた。

私は羊水が増えていて、退院できるのではないかと淡い期待を抱いていたのだが、またもや砕け散ってしまった・・・

毎日点滴を1リットルもしているのに、いったいこの液体、どこ行ったのだろう。

 

胎児は元気なので、また来週、エコーでチェックして問題なければ37週まで待って、誘発分娩開始。具体的には、子宮口を少しずつ広げる処置をして経腟分娩を試みる(おそらく4~5日かかる)。それでも出てこなければ帝王切開、という方針でいくとのこと。

 

鬱々としてきた。

入院生活は軟禁生活みたいなもので、毎日点滴とモニタリングの繰り返しで、外に出ることもできず、新聞や本を読んでも時間を持て余してしまう。他の入院患者と交流する機会もないから、医師や助産師とたまに会話するくらい。

突然の入院で仕事も満足に終えられず、入院中もストレスフルな中、頑張っているのに、目に見える成果が何もなく、入院治療の意味があったのだろうか。入院してもしなくても、結果は同じだったんじゃないんだろうか。

周囲に話したり、ラインしたりしても

「子どもが生まれたら忙しくなって、休みたくても休めないんだから」

「人生の休暇だと思って」

と言われてしまう。間違っていないけど、動ける自由や楽しめる予定があってこそのお休みじゃないのかな。

 

「全然計画通りいかない。なんで私を困らせるの」

と子どもに思ってしまった。一番頑張っているのは子どもなのに、こんなこと言われるのはまったくお門違いということも分かっているのに、心がささくれ立ってくる。こんな気持ちが伝わってしまうのか、夜の胎児心拍モニタリングはおとなしめで、へその緒を自分で踏んでしまったかのような波形が出てずいぶん長いモニタリングになってしまった。母の気持ちは胎児にまで伝わらないものだから気にするなと助産師に言われたが、どんな構造になっているんだろう。

こんな日に限ってパートナーは夜面会に来れず、ますます落ち込む。