事実婚コンシェルジュ

事実婚を実践しています。妊活の記録に関連して、社会の中の「ジェンダー」や「多様性」について思うことを書いています。

妊娠34週 羊水過少症 管理入院7日目

ドップラーで胎児の心拍確認 2回(起床後と午後)

マルトス輸液点滴 500ml x 2(午前と午後1本ずつ)

胎児心拍モニタリング 2回(午前、就寝前)

朝、助産師に「何かお困りなことや気になっていることはありますか」と聞かれたので

「こんなに急いで入院する必要はあったんでしょうか。健診で初めて担当されたA医師に羊水過少で入院と言われたものの、胎児も自分も元気だし、どのドクターにあたっても同じ判断だったのか気になっています。産休目前で仕事を切り上げないといけなかったことも心残りです」

ずっと気になっていたことを思い切って話してみた。

これまで何度か診察してもらって、経過を知っているドクターならまだしも、初めてのドクターからの指示で、その判断も少し迷っているような感じで、心のどこかで計測間違いではないかと思っていた。

 

夜になって、A医師と同じチームで、おそらく上司的な役割のB医師が話しに来てくれて、「お気持ちよくわかりますよ」と言ってくれた。A医師が入院の判断をした時、B医師にもアドバイスを求め、B医師も入院して経過を見ることに同意した。A医師は声が小さくて、自信なく見えてしまうという声も実際にある。今回は胎児がよく頑張ってくれていて、問題なく育っているが、患者によっては、ずっと胎児の心拍モニタリングをして、いつ帝王切開するか観察し続ける場合もある。お母さんが入院する日数分、子どもがNICUに入る日数が減ると考えてほしい。同じ職業人として仕事への想いもよくわかりますよ。という内容だった。

 

私が入院するだけ、子どもがNICUに入る日数が減るという説明はなるほどな、と思った。もし入院せずに「来週また来てください」と言われたとしたら、その1週間ずっと心配だっただろうし、結果的に、何があっても安心な場所にいられてるのだからポジティブに考えるべきとは思うけど、あまりに時間を持て余して気持ちが鬱々としているようだ。

つい1週間前まで普通に働いていたから「私もっとがんばれたんじゃないかな」って思ってしまう。突然社会から隔絶されたような気分。仕事を辞めた人や、育児中の人もこんな気分なんじゃないかな。