事実婚コンシェルジュ

事実婚を実践しています。妊活の記録に関連して、社会の中の「ジェンダー」や「多様性」について思うことを書いています。

妊娠36週 羊水過少症 管理入院19日目

今日のメニュー

ドップラーで胎児の心拍確認 2回(起床後、午後)

マルトス輸液点滴 500ml x 2(午前と午後1本ずつ)

胎児心拍モニタリング 2回(午前、就寝前)

 

今日の過ごし方

新しい病室の、毎食後お話するというルールは、寝起きはつらいが、みんな2人目、3人目の患者さんなので、出産、育児の話がとても参考になる。もういいかな、という時は「じゃあ私は」とカーテンを閉めればいいので、思ったより交流が面白い。

しかし、同室の人と話すと、家事をそれほどしない夫に寛容すぎるし、夫をみんな「主人」と呼ぶし、世の中のスタンダードってこれなの!?と口にはしないけれど、いちいち驚いてしまう。私のパートナーの行動(私の信条に合わせたり、家事をしたり、育休を取ったり)も当然と思ってが、世間から見るとえらいんだな~、もう少し褒めてあげようかという気持ちになった。

考えてみると、法律婚で仕事上旧姓(通称)使用をする女性の場合、産休を取得すると、その後戸籍名で呼ばれることが圧倒的に多い。私は事実婚だから使い分けの必要はないが、点滴や診察で毎回名乗らないといけないし、入院だけで鬱々としていたのに、姓の喪失感まで加わったらどれほど苦痛だったんだろう・・・事実婚でよかったと思う毎日。

こんな話をしたら、知り合いから「陣痛がきつい時、医師が夫の姓で自分を呼ぶのがつらかった」「いきみたくてもいきめなかった」と聞く。本当にそうだと思う。