事実婚コンシェルジュ

事実婚を実践しています。妊活の記録に関連して、社会の中の「ジェンダー」や「多様性」について思うことを書いています。

2回目の卵管造影検査(2017年3月)

2回目のヒューナーテストの時に次は卵管造影検査を受けたいと言ってあったので、生理開始に合わせて臼井医院を予約。

経血がなくなり、かつ、排卵前、という非常に限られたタイミングでしかできない検査なので、仕事も急きょ午後休むことにする。転職してまだ2か月経っていないので、休むのはまだ気がひける。でも自分の体の方が大事だからね。

 

子宮内にチューブを装着し、専用の検査台へ。

レントゲンを通して自分の子宮や卵管周辺がモニターに移され、チューブから造影剤が挿入される。

ところが、痛い!本当に痛い!

お腹をつかまれているような、変な感覚の痛さで、あまりの痛みに声も出なくなってしまった。

文字通り「歯を食いしばる」私。

こんなにつらいのに、「歯を食いしばるってこういうことか」と妙に納得。

そして冷や汗がぶわーっと吹き出る。

 

「じゃあここでやめようかー」

と医師が言ったので

「もしや検査失敗?お金とられるんだよね」

などと不安に思う。

 

よっぽど蒼白になっていたのか、看護師さんに

「少し休んだ方がいいですよ」

と言われ、クリニック2階の入院棟でベッドに案内された。

看護師さん、冷静で優しくて

「昨年も違うクリニックでこの検査したんですけど、ここまで痛くはなくて・・・」

と話すと

「たぶん先生が卵管を通そうとしていたからだと思いますよ。

痛くなければ、もうワンショット通ったかも」

と説明してくれた。

疲れていたので、30~40分寝てしまった。

 

落ち着いてから改めて診察室に入り、医師の話を聞くと、

「卵管が細くなってはいるけど、閉塞ではないですよ」

とのこと。

「え?日暮里レディースクリニックでは卵管閉塞で体外受精しかないって言われたのに!?私それでしばらくものすごーく落ち込んで、たくさん悩んだのに。なんだったのよ!?」

 

医者によって検査のやり方とか見立てって違うものなんだなーと実感。

ちょっとばかりお金はかかっても、気になることは複数のクリニックに行ったほうがいい。

卵管を通すには手術と注水の2種類があるそうだが、以前も書いたとおり手術は別のクリニックにいかなければならず、数か月待ち。

「注水はどうですか?」と聞くと

「検査と同じくらい痛いよ。手加減できない分、もっと痛いかも」

と言われ、即座に

「痛いのはイヤです」

と答えてしまった。

そんなんじゃ出産できないよと言われそうだが、いや、私は無痛分娩がいいな。

 

「人工授精してみましょうか?」

 

おぉ、体外受精しかないと言われたのに、他の方法も取れるの?

だったらやってみようか。